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成長ホルモンによる低身長治療は、3歳から開始。
周りのお子さんよりも体格が小さいなどでお悩みではありませんか?身長が低くなるには種々の原因がありますので、原因を究明してそれに応じた治療を選択致します。当院では成長ホルモン負荷試験などの精査や成長ホルモン療法による治療も行っております。まずはご相談下さい。
低身長は体質的な場合もありますが、小さなお子さんをお持ちのご家族にとっては気になる問題の一つだと思います。保育園や小学校、または日常生活で「うちの子、少し小さいのでは」とお感じになられましたら、一度ご相談ください。
1外来・問診
まず、外来で身体測定と診察を行います。必要に応じて骨年齢の測定や血液検査などを行う場合もあります。 問診は、お子さんの病歴やこれまでの成長記録を詳しくご家族の方からうかがいます。低身長の診察を希望されて来院される場合は、母子健康手帳や保育園や幼稚園・小学校の健康手帳、その他お子さんの成長に関する記録もをお持ちください。
2成長ホルモンの分泌刺激試験
これまでの検査や問診をもとに、成長ホルモンの分泌異常があるかどうかを判断していきます。分泌異常が疑われる場合は、成長ホルモンの分泌を刺激する薬剤を用いて、血中の成長ホルモン濃度が上昇するかどうかを検査していきます。 成長ホルモンの分泌不全が原因で低身長の可能性が高い場合は、さらに詳しい検査を行います。
低身長の治療で用いるのが、「成長ホルモンによる治療」です。 お子さんが毎日寝る前後に成長ホルモンを皮下に注射していきます。昔から「寝る子は育つ」といわれているように、寝ている間は成長ホルモンが一番活発に分泌される時間帯です。この時間帯に成長ホルモンを補充し、低身長の改善に繋げていく治療です。 小さい頃はご両親やご家族の方に注射をしていただき、ある程度大きくなればお子さんご自身でも注射できるようになります。コミュニケーションをしっかり取りながら、注射方法を丁寧に教えてまいりますのでご安心ください。
低身長はお子さんの健康診断で気づくこともありますが、遺伝が関係しているのだろうと見過ごされるケースが多いのが現状です。男女ともに思春期を迎えてしまうと、身長の伸びが止まってしまい、そこから低身長治療を行おうと思っても効果は望めません。 ある程度治療期間が決まっているのが低身長治療の特徴ですし、乳幼児の頃から行う必要はありませんが、3歳から行うことができます。毎晩寝る前後に成長ホルモンを注射することや、中学生・高校生になるまで地道な治療が続きますので、お子さんだけでなくご家族の協力が欠かせません。 毎日のことですので大変だとは思いますが、一緒に頑張りましょう。わからないことがありましたら、何なりとご相談ください。
低身長とは逆の高身長や、思春期が早く来る場合も治療が必要になる場合があります。特に「性」の発育が早過ぎる場合を「思春期早発症」といい、適切な治療を行うことで心理的なストレスを解消したり、適切な最終身長を得ることが出来ます。当院では性ホルモン負荷試験などの精査や性腺抑制療法による治療も行っております。まずはご相談下さい。思春期早発症の特徴は主に3つあります。
低身長は身長の伸びが遅いことが特徴ですが、思春期早発症は逆に身長の伸びや身体の成熟が早すぎるところに特徴があります。
思春期早発症の治療として成長停止の防止や性成熟の抑制につながる注射などを行います。 早期に身体が成長することでお子さん本人はもちろん、ご家族の方は戸惑いになられることもあろうかと思います。また、周囲よりも早く第2次性徴が現れることで、注目を浴びたりからかわれたりなどの社会的ストレスも大きいものがあります。 思春期早発症の疑いがある場合は、一度ご相談ください。
お子さんのことで何か心配なことがありましたら一人で悩まずに、たかぎこどもクリニックにいつでもご相談ください。JR京都線「岸辺駅」から徒歩1分、阪急京都本線「正雀駅」から徒歩5分とアクセス良好。