生後6ヵ月-4歳のコロナワクチンが開始しました
ブログをなかなか更新できておらず、大変ご迷惑をお掛けしております。インフルエンザワクチンについても周知すべきでしたが、気付けば予約が一杯になってしまい、機を逸してしまいました。
先週から当院でも数名のインフルエンザ陽性が判明しております。生後6カ月以上でインフルエンザワクチンは接種可能ですので、可能な限り接種をご検討頂ければと思います。また、当然のことながら、乳児だけでなくお兄ちゃん・お姉ちゃん・保護者の方・祖父母など周囲の方々も接種をお願い致します。
5歳以上の小児コロナワクチン接種は2022年3月より開始しておりましたが、11月より6ヵ月-4歳の乳児コロナワクチン接種が開始となりました。前回の第7波では小児の感染例が多く、熱性痙攣やクループなどの合併症が増えただけでなく、基礎疾患のないお子様の死亡例も増えていました。
保護者の方がコロナワクチン接種された際に、副反応で発熱や腕の腫れなどを経験された方が多かったためか、また新しい技術であるmRNAワクチンへの不安感からか子供さんへの接種をためらっておられる方が多い印象ですが、小児・乳児への接種によっても発症予防・重症化予防効果はあるようです。発熱などの副反応は大人と比べるとかなり少ないようです。安全性はかなり高いようで、欧米諸国では接種がどんどん進んでいます。
コロナ感染症がまだ2類相当感染症の為に、濃厚接触者であるご家族の勤務や外出制限などがいまだにあります。いつまでもコロナにおびえ続ける生活が出来るわけでもなく、今後「with CORONA」の生活を迎えるためにも、また、ご自身やご家族ばかりでなく周囲への感染拡大防止のためにも接種をご検討下さい。早くマスクなしの旅行がしたいですねぇ…
定期予防接種との兼ね合いもありますので、どちらを優先すべきかはゆっくりとご相談頂ければ幸いです。インフルエンザワクチンとの接種間隔は不要ですが、その他の予防接種とは2週間空ける必要があります(もう新しいワクチンではないはずなのですが…)。
乳児用ワクチンは1回目接種の後、3週間後に2回目、その後8週間後の3回目接種が必要です。コロナワクチン有料化の話題も聞こえてきておりますので、これからの流行抑制のお為にも今からの接種をご検討をお願いします。小児用ワクチンの3回目追加接種も随時しております。
コロナワクチン予約は以前と同様に電話で受付しております。ワクチンを有効利用するためにある程度、日程を指定させて頂きます。また、年齢別での誤接種予防の為に、乳児用と小児用接種日は別々にさせて頂きます。ご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解・ご協力下さいますよう、お願い致します。
何かご質問がありましたら、いつものようにメールお問い合わせフォームをご利用下さい。